新玉川温泉 秋田県 田沢湖 大自然の息吹が薫る湯治宿

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泉質と特徴

泉質と特徴

  • 泉質と特徴

    泉質

    酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉

    特徴

    ・pH1.2と極めて酸性が強く、遊離塩酸を多く含有。
    ・温泉が98℃の熱水で無色透明、硫化水素臭がある。
    ・1ケ所からの温泉湧出量(9,000㍑/分)は日本一。
    ・各種細菌類に対し、強力な殺菌力を発揮する。
    ・温泉水や湯華、土砂などに微量の放射能を含有。
    ・特別天然記念物「北投石」(ラジウムを放射)を生成、産出。

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温泉療養

温泉療養

  • 温泉療養

    5つの総合作用

    玉川温泉では、温泉療法を次の5つの総合作用として考えております。

    (1)浴治

    1.リウマチを含む神経系統の疾患に対する効果
    入浴初期(3~7日目)には、副腎皮質機能の低下により、一時的な症状の悪化がみられますが、次第に温泉浴の効果が現れ、副腎皮質機能の亢進による症状の改善・治癒がみとめられます。 副腎皮質機能の亢進→ステロイドホルモンの分泌を高め自力治癒を促進。
    2.血圧等循環器系統の疾患に対する効果
    玉川温泉は、高い血圧を下げ、正常血圧には余り影響を及ぼさず、低い血圧は逆に上げるといった循環器系に好ましい調整作用があり、血中コレストロールの増加並びに血管に対する動脈硬化を抑制する効果があります。
    3.脊髄性並びに脳性小児麻痺に対する効果
    脊髄性小児麻痺においては、調査事例中半数が筋電図でみると、放電間隔は狭くなり、また振幅の増大が認められるなど明らかな筋機能の増強が確認されておりますが、45日間以上の長期浴治が前提となっております。 脳性小児麻痺においては、調査事例中6割に患肢筋力の増強、首のすわりの軽減、這行及びつかまり立ち方の好転、体動の円滑化、痙攣化・言語状態の好転など目立った効果のあることが明らかになっております。 しかしながら、これらの病気は、整形外科医、内・小児科医、精神・神経科医、温泉療法医などの協力が必要不可欠となりますのでご承知おき下さい。
    4.貧血症並びに白血球減少症に対する効果
    赤血球数・血色素、白血球数の増加並びにその持続がみられるなど、造血臓器を刺激し、その作用を賦活調整する働きがあることがわかっております。放射線業務などに従事されている方にとっては、良い保養・療養泉になると思われます。
    5.皮膚病に対する効果
    白癬症、ウイダール苔癬、慢性湿疹、腫症などをはじめ、いわゆる慢性の皮膚病に対してかなりの効果が期待できます。水虫も7~10日間の湯治で完治した事例もあります。
    6.生体の免疫力・抗菌力の増強、健康増進に対する効果
    湯治3~5日目頃に一時的な抗菌力の減退があるものの、温泉浴を続けていくに従い、次第に抗菌力が増大し、10日目頃には温泉浴開始前の1.5~2倍にもなることから、身体の防衛力増強や治癒力の増進など好ましい効果が期待できます。
    7.肝機能の活発化に対する効果
    肝臓の機能に重大な影響を及ぼすビタミンB2の代謝面からみると、湯治3~5日目では数値が減少して肝機能が一時的に減弱するものの、温泉浴を続けていくうちに増加に転じ、肝臓の代謝が活発化していきます。
    8.疲労回復に対する効果
    入浴開始数日後から身体の疲労は回復し、体調が良くなり、細胞亢進状態になることが立証されております。 但し、度を越した入浴(回数・時間)は逆効果をもたらしかねませんので、適度な入浴をお薦めします。
    9.細胞の活発化と若返りに対する効果
    身体の具合や調子などに及ぼす影響をみる皮膚導体内抵抗を測定の結果、細胞活動の亢進により、あたかも老人の皮膚が若い女性の手の甲のようになる作用を起こし、結果的には体調をよくして若返らせる働きがあります。これは、玉川温泉浴治効果の中でも特筆できるものといえます。

    (2)飲用

    温泉水を源泉のまま飲用されますと、胃部不快感、軽い痛み、吐き気など急性胃炎の症状をおこしますので、飲用方法にご注意下さい。

    1.温かい温泉水の効果
    胃粘膜の血管を拡張し、吸収を促進して胃の運動や分泌を抑制するため、胃潰瘍、胃酸過多症、慢性下痢症、慢性胃炎、胆嚢疾患、慢性肝炎などに適応性があります。 また、新陳代謝を活性化させる作用があるところから、糖尿病にも効果があるといわれております。(腎不全などを併発されている場合はお控え下さい。)
    2.冷たい温泉水の効果
    胃腸の運動や分泌を高めるため、胃酸減少症、無酸症、便通などに効果があるほか、鉄もイオン化しているため吸収もよく、鉄欠乏症貧血にはより効果が認められております。

    (3)蒸気吸入

    蒸気に含まれる微量の硫化水素ガスの吸入により、気道の繊毛を刺激し、粘膜の再生を促進させて、気管支炎や風邪、喘息などに効果があります。 浴場内の「蒸気湯」「箱蒸し湯」の利用のほか、源泉付近の散策や岩盤の利用により蒸気吸入の効果が得られます。

    (4)その他

    様々な疾患のお客様がいらっしゃいますが、個人差があり、必ず治るとは断言できません。湯治により、自分自身が本来持っている免疫力・治癒力が向上し、その結果として回復に向かわれるものであることをご理解下さい。

    ※杉江忠之助先生著・足沢三之助先生監修;「玉川温泉湯治の手引き」より



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湯あたり

湯あたり

  • 湯あたり

    湯あたり

    一般的に、全身の倦怠感、食欲不振、頭痛、患部の再発、腹痛、不眠、便秘、局所症状の皮膚炎などが「湯あたり」といわれておりますが、一両日の休浴で簡単に治るものは、湯治により現れる生体反応であり、むしろ温泉の効果を現すものと考えられます。 発熱、極端な食欲不振、強度の病感(疲労感など)、症状の悪化(神経痛など)、皮膚炎の二次感染による化膿、肝臓・腎臓への障害懸念などが発生した場合は、直ちに入浴を中止して、診療所の看護師に相談して適正な措置をとる必要があります。

    温泉皮膚炎

    入浴していますと皮膚に湿疹のようなブツブツが出来ますが、この皮膚炎を「温泉皮膚炎」と呼んでいます。入浴3日目くらいで皮膚炎が発生しますが、個人差がありますので、1週間以上経過しないと出てこない場合もあります。 この温泉皮膚炎は、表皮そのものよりもむしろ表皮下の乳頭層、乳頭下層に変化が生じたもので、他の温泉でみられる皮膚炎とは趣を異にする玉川温泉特有のものです。 一般的には、入浴時にヒリヒリ感じる程度で、発生10日前後でピークとなり、その後次第に減弱し、入浴を続けていくうちに自然に治ってしまいますが、痒み・灼熱感などを強く感じられる場合は、入浴を控えて館内の診療所(看護師)へご相談下さい。 (休浴、かけ湯・露天の湯使用などの措置で回復に向かうケースが殆どですが、稀に肌に合わない方もいらっしゃいますので、その場合は看護師の指導に従って処置を施すようにして下さい。)



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温泉分析

温泉分析

  • 温泉分析

    源泉 源泉名;大噴(おおぶき)  〔温泉名;玉川〕
    泉質 酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉
    泉温 98℃(調査時における気温24℃)
    湧出量 毎分9,360リットル/分(自然湧出)
    知覚 無色透明、酸味と硫化水素臭があり酸性である
    pH値 湧出地;pH1.05 (試験室;pH1.11)
    成分・分量
    (1kg中)
    陽イオン ●水素イオン 89.5mg
    ●リチウムイオン <0.1mg
    ●ナトリウムイオン 78.0mg
    ●カリウムイオン 38.8mg
    ●アンムニウムイオン 0.2mg
    ●マグネシウムイオン 62.1mg
    ●カルシウムイオン 190.4mg
    ●ストロンチウムイオン 0.3mg
    ●バリウムイオン <0.1mg
    ●アルミニウムイオン 297.0mg
    ●マンガンイオン 2.7mg
    ●鉄(Ⅱ)イオン 211.3mg
    ●鉄(Ⅲ)イオン <0.1mg
    ●銅イオン <0.1mg
    ●亜鉛イオン 2.7mg
    陽イオン 計 973.0mg
    陰イオン ●フッ素イオン 95.7mg
    ●塩素イオン 4,584.0mg
    ●臭素イオン 8.0mg
    ●ヨウ素イオン 2.6mg
    ●チヲ硫酸イオン 0.5mg
    ●硫酸水素イオン 1,033.0mg
    ●硫酸イオン 344.2mg
    ●硝酸イオン 1.2mg
      陰イオン 計 6,069.2mg
    遊離成分 非解離 ●メタケイ酸 386.0mg
    ●メタホウ酸 137.3mg
    ●メタ亜ヒ酸 4.6mg
    ●リン酸 2.7mg
    ●硫酸 232.6mg
    非解離成分 計 763.2mg
    溶存ガス ●遊離二酸化炭素 1,435.0mg
    ●遊離硫化水素 0.4mg
    溶存ガス成分 計 1,435.4mg
    適応症 浴用 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
    きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、高血圧、動脈硬化症、月経障害
    飲用 慢性消化器病、慢性便秘、貧血
    禁忌症 浴用 急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
    皮膚・粘膜の過敏な人(特に光線過敏症の人)
    飲用 腎臓病、その他一般にむくみのあるもの、甲状腺機能亢進症のとき、下痢のとき
    分析月日 平成16年 9月 9日
    分析機関 (株)秋田県分析化学センター

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温泉水・入浴剤

温泉水・入浴剤

  • 温泉水・入浴剤

    温泉水ご注文方法

    玉川温泉の浴用温泉水(源泉100%)を皆様にお分けいたしております。発送分につきましては、輸送機関への配慮(温泉水が触れた金属類が腐食しやすい)から、容器の蓋はかたく閉じております。女性の手では容易に開けられない場合もございますので、その際はご家族の男性の方に開栓をお願いするか、スパナなどの器具をご使用下さい。 なお、先にもご案内しておりますが、玉川温泉水は強酸性のため、金属類に影響(錆・腐食)を及ぼしますので、ご利用の際は「木製やガラス製、またはプラスチック製」などの容器・バスタブをご使用下さい。 ご購入方法は下記のとおりです。

    ☆類似品にご注意下さい。販売用は浴用の源泉100%の温泉水のみです☆

    1.現金書留に次のことを明記の上、運賃込の料金を添えてお送り下さい。
    イ、 温泉水の本数(何リットルを何本)
    ロ、 受取人のご住所、お名前、お電話番号
    2.宛先 :〒014-1205 秋田県仙北市田沢湖玉川  新玉川温泉 温泉水係

    一本当たり運賃込料金 18L 10L
    2本
    10L 1L
    4本
    秋田県 ¥3,600 ¥5,450 ¥2,800 ¥2,150
    北海道全域
    富山・石川・福井
    愛知・静岡・岐阜 三重
    ¥3,800 ¥5,650 ¥3,000 ¥2,350
    山形・青森・岩手・宮城・福島
    東京・神奈川・千葉・ 埼玉・栃木・山梨・茨城・長野・新潟・群馬
    ¥3,700 ¥5,550 ¥2,900 ¥2,250
    大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・兵庫 ¥3,900 ¥5,750 ¥3,100 ¥2,450
    広島・岡山・山口・鳥取・島根・香川・徳島・愛媛 高知 ¥4,000 ¥5,850 ¥3,200 ¥2,550
    福岡・長崎・大分・佐賀・熊本・鹿児島・宮崎 ¥4,200 ¥6,050 ¥3,400 ¥2,750
    沖縄全域
    ※沖縄本島からの離れ島の場合には、別途料金が別に加算されます。
    ¥4,300 ¥6,150 ¥3,500 ¥2,850

    ※ 一ヵ所に4個以上の場合(18リットルのみ)や離島は料金が変わりますので お問い合わせ下さい

    温泉水料金 持ち帰り(税込)


    ●容器入り温泉水
    1L 5L 10L
    1本 300円 1本 1,100円 1本 1,700円

    ●温泉水のみ(容器持ち込み)
    1L 10L 18L
    100円
    1,000円 1,620円

    玉川温泉の華(浴剤) ご注文方法


    玉川温泉の華 1個 ¥1,050円(10包入り)
    1.現金書留に次のことを明記の上、商品代金(¥1,050×個数)と送料の合計金額をお送り下さい。 イ、玉川温泉の華の個数 ロ、受取人のご住所、お名前、お電話番号
    2.宛先 :〒014-1205 秋田県仙北市田沢湖玉川  新玉川温泉 温泉水係

    送料 1~2個
    全国一律
    500円
    3~9個


    10~16個


    17~30個


    秋田 ¥500 ¥800 ¥1,000 ¥1,000
    北海道 ¥500 ¥1,000 ¥1,200 ¥1,200
    青森・岩手・山形・福島・宮城
    東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬
    栃木・山梨・茨城・長野・新潟
    ¥500 ¥900 ¥1,100 ¥1,100
    富山・石川・福井
    愛知・静岡・岐阜・三重
    ¥500 ¥1,000 ¥1,200 ¥1,200
    大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・兵庫 ¥500 ¥1,100 ¥1,300 ¥1,300
    広島・岡山・山口・鳥取・島根
    香川・徳島・愛媛・高知
    ¥500 ¥1,200 ¥1,400 ¥1,400
    福岡・長崎・大分・佐賀・熊本・鹿児島・宮崎 ¥500 ¥1,400 ¥1,600 ¥1,600
    沖縄 ¥500 ¥1,500 ¥1,700 ¥1,700

    館内の売店でお買い求めの商品は、代金引換にて販売いたしております。 お気軽にお問い合わせ下さい。
    ※代金引換の場合は上記送料に手数料300円が加算されます。 なお、温泉水のお取り扱いは現金書留にてお願いいたします。

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入浴方法

入浴方法

  • 入浴方法

    1.かけ湯(白湯)

    ●時間 1分弱
    ●方法 かけ湯用の手つき桶で、足元から徐々に上へお湯をかけていき、身体全体を馴染ませます。その際、しぶきで周りの方の迷惑にならないように丁寧にゆっくりとおかけ下さい。 かけ湯は、貧血防止・湯ただれ防止となるほか、お肌の汚れを落とし、温泉成分の吸収を助けます。軽くかけ湯をした後、洗い場でお身体を洗うのもよろしいでしょう。

    2.源泉50%の浴槽

    ●時間 「3~5分入浴+同時間程度休憩」×2~3回
    ●方法 心臓や血圧など循環器系統を患っていらっしゃる方は、はじめに乳腺の下まで浸かり、お湯に慣れたら徐々に肩まで、その後顎と耳の付根まで浸かるようにします。

    3.源泉100%の浴槽

    ●時間 「3~5分入浴+同時間程度休憩」×2~3回
    ●方法 お肌への刺激が強いため、39℃くらいのぬるめの温度に調整されております。ゆっくりと浸かり、ゆっくりと上がるのが基本です。手足の関節や具合の悪い部位を動かしたり、さすったりしてご入浴下さい。 温泉の効能が一番期待できる浴槽ですが、その分お身体への負担も増します。(擦り傷などがあるところはピリピリします。)

    4.ぬる湯(源泉50%)

    ●時間 「5分程度入浴+同時間休憩」×2~3回
    ●方法 40℃以下のぬるめのお湯です。心疾患や高血圧の方にお薦めします。肩まで浸からず、乳腺あたりまでの半身浴で、ときおり肩にお湯をかけるようにしてご入浴下さい。

    5.あつ湯(源泉50%)

    ●時間 1~3分程度
    ●方法 43~44℃の熱めの浴槽で、湯温が高い分お肌への刺激は強くなります。朝起き掛けのご入浴また長湯は、血圧や心拍数の上昇を招き、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓性疾患を誘発する要因となりますのでご注意下さい。

    6.浸頭湯・寝湯(源泉50%)

    ●時間 「1~3分入浴+同時間程度休憩」×2~3回
    ●方法 いずれも41℃前後のややぬるめの浴槽で、仰向けに身体を横たえた状態を保ちます。 浸頭湯は、浴槽のやや深めの部分へ後頭部を浸すようにして、短時間入浴します。使用後の爽快感が魅力です。寝湯は深さ30cmの浴槽で、首から下を浸すようにして入浴します。リンパ液の流れを良くするため、動脈硬化や高血圧などの方にお薦めです。

    7.歩行浴

    ●時間 3~5分程度
    ●方法 深めの浴槽内をゆっくり歩くことにより、浮力を利用した体に負担をかけない運動ができます。足腰の弱い方や歩行のリハビリにお試しください。

    8.打たせ湯(源泉50%)

    ●時間 3~5分程度
    ●方法 首・両肩・背中・腰などをゆっくり上から下へ移動させながら打たせるようにします。その際、必ずタオルを当てて、その上から打たせるようにして下さい。直接お身体へ打たせたり、同じ箇所を長時間打たせますと、泉質が強いため皮膚に炎症をおこすことがあります。 なお、動脈・静脈は直接打たせないようにご注意下さい。

    9.蒸気湯・箱蒸し湯

    ●時間 3~5分程度
    ●方法 蒸気湯は、室温が50~60℃の比較的ぬるめの全身用サウナで、箱蒸し湯は首から下のサウナです。ゆっくりと深呼吸をして、口から蒸気を吸い込む蒸気吸入は、気道の繊毛を刺激することにより粘膜の再生を促進するため、気管支炎や風邪、喘息などに効果があります。 また、蒸気浴は発汗により新陳代謝が活性化しますので、神経痛やダイエットにも効果があります。 無理をせず、体調に合わせてご利用下さい。なお、心臓や血圧など循環器系統に疾患のある方はご利用をお控え下さい。

    10.温熱浴

    ●時間 30分~40分程度
    ●方法 玉川温泉の岩盤浴と同じように、毛布・タオルケットなどで覆って横になります。 低温火傷を防ぐため時折身体の向きを変えてご利用ください。 発汗を促す「保温シート」を売店で販売しておりますので併せてご利用ください。 温められた石の上にゴザを敷いておりますが、湯華等が付着しておりますのでスエットパンツやトレーナーなどの軽装でご利用ください。 ※ お部屋備え付けの浴衣等でのご利用はご遠慮いただいております。

    その他、お身体に適度の刺激を与え、血行を良くする気泡湯は、源泉50%の浴槽に準じた入浴方法でご利用下さい。 ご入浴を終えたあと、温泉成分を流すことを嫌って、かけ湯をしない方もいらっしゃいますが、皮膚の弱い部分(脇の下、股間、足の指の付根など)は炎症を抑えるためにもかけ湯(上がり湯)をしたほうがよろしいでしょう。 なお、ご到着日は旅でお身体が疲れていますので、少し休まれてから入浴し、入浴時間も短めのほうがよろしいでしょう。

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飲泉

飲泉

  • 飲泉

    大浴場内の飲泉コーナーでは、あらかじめ2倍に希釈した温泉水を提供しております。 強い酸味と渋みがありますので、はじめての方は下記の飲用方法にこだわらず、更に希釈した状態の温泉水でお試し下さい。

    ●容量 飲泉コーナーに備え付けのコップで、1日1杯(希釈した温泉水)程度を数回に分けて飲用下さい。
    ●方法 備え付けのコップに、2倍希釈してある温泉水を1/5~1/8程度入れ、水でコップ一杯になるまで薄めて下さい。 (最初は、お腹の調子をみるためにも、更に薄めて飲用し、慣れてきたら徐々に濃くしていくことをお薦めします。) 温泉水は、ゆっくりと一口ずつ時間をかけてお飲み下さい。 飲用後は、歯のエナメル質保護のため、「うがい」をするか「ストロー」を使用して飲用下さい。
    ●注意 軽度の糖尿病や消化器疾患に効果が認められますが、腎不全を併発されている場合、消化器官に出血が認められる場合は、飲用をお止め下さい。 また、ご自分に合わないと感じたときは、無理に飲泉を続けず、お止め下さい。無理な継続は、体調不良や病状の悪化を招きます。 なお、高濃度の飲泉やガブ飲みは胃などを痛める原因となりますのでお控え下さい。

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岩盤浴

岩盤浴

  • 岩盤浴

    玉川温泉地内の自然研究路脇に地熱のある岩場がありますが、付近一帯を「岩盤」と呼んでいます。そこで行う温熱浴を「岩盤浴」と称しておりますが、周辺一帯は国立公園内ということもあり、手を加えることができず自然のままでご利用いただいております。 最近は利用客増加にともない、手狭な状態が続いており、岩盤以外の場所(地熱のある場所)で温熱浴をされるお客様も増えておりますが、柵外などの立ち入り禁止区域並びに研究路上はお控えいただいておりますのでご了承下さい。 なお、玉川温泉では近隣施設等と協力して定期的な園地美化清掃を行っておりますが、ご使用後のゴザやゴミなどは放置せず、お持ち帰り下さいますようお願い申し上げます。

    岩盤浴ご利用方法

    ●時間 1回30~40分程度(1日1~2回)
    ●場所 自然研究路脇岩盤一帯、または周辺の地熱のある場所(但し、立ち入り禁止区域は除く)
    ●方法 地熱のある任意の場所を選び、岩肌の刺激を緩和させるためにゴザを敷いて横になります。この際、枕代わりになるもの(バスタオルや衣類)が必要です。 タオルケットや毛布を身体の上にかけて、熱を逃がさないようにしますが、熱いところだと40~50℃にもなる場所がありますので、低温火傷を防ぐためにも、ときおり身体の向きを変えるようにして下さい。 (岩盤浴では、加湿・保温による鎮痛効果や新陳代謝の促進が期待できます。)
    ●装備 地熱の吸収により大量の汗をかきますので、「スエットやトレーナーなどの軽装」がよろしいでしょう。朝晩は、外気も冷えていますので、ジャンパーなど上に羽織るものをご準備下さい。 履物については、夏はズックやサンダルがベターですが、冬は水が流れている通路を歩きますので、長靴が必要になります。 岩場の上に敷くゴザはかかせませんが、ビニール製よりはイグサのものが良いようです。 また、夜間に岩盤をご利用になる場合は、懐中電灯などの照明器具をご持参下さい。 なお、汗をかきますのでお着替用の衣類、また水分補給用のドリンクをご持参下さい。 これらの岩盤グッズを入れるものも必要ですが、バッグタイプのものよりリュックタイプの方が便利です。 最後に、岩盤に使用するものは貸し出しがございませんので、すべてご自身でご用意いただいております。客室内の衣料(浴衣など)や備品(スリッパなど)の岩盤使用はお断りいたしておりますのでご了承下さい。

    岩盤浴への行き方

    冬期 (12月~4月中旬)
    道路閉鎖により新玉川温泉が路線バスの最終バス停となり、玉川温泉までは運行しておりません。
    夏季 (4月中旬~11月)
    玉川温泉行きの路線バスをご利用いただけます。(片道150円) 遊歩道の雪が溶けて通行できるようになれば(5月末頃)、玉川温泉まで歩いて行くことができます。(徒歩15分程度) 通行の際は、落石にご注意ください。また、野外灯が設置されておりませんので、 夜間の通行は控えたほうがよろしいでしょう。


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注意事項

注意事項

  • 注意事項

    ・ご湯治期間は、3日一巡り×三巡りで9日間が目安となります。可能ならば、2週間以上のご滞在をお薦めします。短期間で温泉の効能を期待するには無理があります。 初めてご来泉いただく方は、2~3泊程度のご滞在で、温泉がお身体に合うかどうかをお確かめになられてから、長期のご湯治をご検討下さい。(お湯の刺激が強く、合わない方もいらっしゃいます。)
    ・長旅の疲れはとってからご入浴下さい。いきなり長時間ご入浴をされますと、疲労卒倒、不眠、体感熱、風邪、食欲低下などを招きます。
    ・ 空腹時や満腹時の長湯はお控え下さい。低血糖や脳貧血、のぼせなどを招きやすくなります。
    ・ 浴槽内へタオルを入れたり、バスタオルを巻いたままでのご入浴はお控え下さい。また、皮膚の炎症を招く原因となりますので、浴槽内ではお肌を強くこすらないようにして下さい。
    ・ ご入浴・岩盤浴後は、効果を上げるためにも30~60分程度横になり、安静を保つようにお心がけ下さい。また、水分補給も忘れずに行って下さい。
    ・ 岩盤浴では寝入ってしまわないようにご注意下さい。同じ体勢で長時間岩盤浴をされますと低温火傷を招きます。
    ・ 岩盤付近では、水蒸気に混じって硫化水素ガスが噴出している箇所がございます。噴気孔の近くはできるだけ避け、長時間ガスを吸い込まないようにお気をつけ下さい。硫化水素ガスは、鼻にツンとくる臭いや目がチカチカするという特徴があります。このようなときには、深く息を吸い込まず、早めにその場を離れるようにして下さい。
    ・ ニンニクや芋を蒸かすため、また蒸気を吸入するために、立ち入り禁止区域へ入りこむ方を見かけますが、火傷やガス中毒の危険を伴いますのでお止め下さい。


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