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スダテ(簀立又は簀建と書きます)とは左写真のように遠浅の干潟に大潮の最干潮で水深20cm満潮で2m位の場所に岸に向かって開口した傘部と入り口へ魚群を誘導する柵を(古くは本当に孟宗竹で作った簀を)現在は網と直径10cmほどの竹のクイで築造し、潮の干満の流に乗って回遊してくる魚群を捕らえる。江戸時代からある漁法で、海底の地形と潮の流れと魚の習性、微妙な魚道を上手く捕らえることができるかどうかが網元の腕の見せ所。
戦前から自分迄ほぼ70年毎年少しずつ改良して現在の形になりました。さらに、改良を重ねて参りたいと考えております。お客様のご要望等お聞かせ下されましたら幸いです。(失敗談、過去35年の間1回1スダテのみ古来のセオリーに逆らって、沖に向かって傘の入り口を開けてみたことがありました。結果1匹の魚も入りませんでした。又、誘導柵の向きや位置が1~2m違っても漁獲に大きく影響しました。江戸時代の先人の知恵に脱帽です。)
干潮時沖のスダテ
(本来のスダテ)
最大400人収容
漁獲
スダテの場合、漁獲につきましては、シーズンにより大幅に変わります。早春はセイゴ、ボラ、鈴木、黒鯛、コノシロ、シマイサキ、カレイ、アナゴ等が入ります。初夏からは、ダツやカニが増えて参ります。漁ですから大漁もありますし、不漁もございます。不漁の時でも取れた魚から最低1品は活魚を召し上がって頂き且つ少々のお土産をお持ちいただけるよう営業努力させていただきます。
(誠意に基づくお客様の為の営業努力であって偽装するつもりはありません。念の為申し上げます。)
少々危険な魚 ゴンズイ
初夏に多く入ります。ナマズのような魚体に黄色のストライプがはいっており背びれと胸鰭合計3本2cm程の注射針くらいの毒針があります。当然現場の担当者たちが予め除去します。仮にいても
河豚(ふぐ)
ショウサイ河豚、草河豚、赤目河豚、彼岸河豚などが入ります。別に
アカエイ
初夏から入ってきます。平らな菱形の魚体のひと角に尻尾があり、この尻尾の付け根に毒針があります。大きなものはすぐ見つかりますので予め除去します。極小さなものまで除去しますが、仮にいても
館主の体験
ゴンズイもアカエイも除去作業中に油断して何度か刺されたことがあります。(子供のころイタズラ坊主で足長蜂の巣に水鉄砲で水かけたことがあって、ワハハ!その経験からすると)痛みは丁度足長蜂にさされたくらいです。(風邪の予防注射くらい。)毒は蟻酸ですからアンモニアかキンカンで中和できます。私の体験では後は消毒だけして、熱い風呂につけたらうそのように痛みがなくなりOKでした。万一お客様が刺されたら、お客様のご希望により魚をよく承知したお医者様にお連れします。(めったにありませんが過去の統計から3千人に1人位です。ただ
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船(1隻)に積んだ地引網の一端のロープを陸で引きながら、船に積んだ網を潮の流れをせき止める向きに船から落とした後、もう一端のロープも陸に渡して網の両端のロープを陸から人力で引き上げる古い漁法、インドあたりにもあるようです。漁獲を望むセオリーとしては早朝(まだ魚が寝ぼけている)の上げ潮をせき止めるように網を打つのが良いが、お客様の都合にあわせる観光地引網なので、10時、12時30分と15時前後に予約を受けております。
漁具漁法辞典によれば、2隻の船で大型の網を沖に落としながら一気に網を左右に広げ、そのまま岸辺に両端のロープを渡し文字通り大人数で2~3時間かけて引き上げる方法もありますが、現在、少なくとも観光用でこの方法で地引網を行ってるところは無いかあっても稀ではないかと思われます。
地引網は海中で、魚は網が迫ってくるのが見えますので、左右上下に(ボラや飛び魚はジャンプして)逃げますから、それなりに気を入れて曳いていただかないと(観光バスから降りたら酔っ払ってベロベロでは、)ロクな漁獲は望めません。 魚も命かかってますから賢いです。
お客様の人数、性別、年齢等の構成により網のサイズやロープの長さ等調整しますので、予約の時点で、人数はもちろん、性別、年齢構成などの情報をおしえていただけたらさいわいです。
気象台発表の局地予報が【北西から反時計回りに南東までの風向き(風向きに南又は西の字が入る事)で且つ波の高さが2m以上】の場合又は【台風等のウネリがある】場合、労働災害防止の為、地引網は中止とさせていただきます。前日相談の上、弊社スダテに空席が有り且つ料金変更をお客様がご承知であればこの場合人数によっては、富津岬北側のスダテに変更いただくことは可能です。
文責
館主:安室宏司
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富津岬の北側には広大な干潟が広がっております。潮が引いた(干潮の)間、殆ど海の畑状態です。主としてアサリや時には蛤も取れます。熊手(クマデ)で地面を5cm~7cm位カジッて、ガリッと貝殻にクマデがあたれば、それはもう10円玉1個見つけたようなもの!味噌汁やバター炒めにすると美味しいです。
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